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どのような換気方法を採用していますか?



 松下エコシステムズ(株)と共同開発した、当社オリジナルの第一種熱交換型換気システム(気調システム)により、全館と床下の24時間計画換気を行っております。
 当社では、お客様の健康と住宅の耐久性を考えた結果、当社オリジナルの気調システムを標準仕様としております。ただし、この気調システムは、当社の高気密・高断熱住宅だからこそ能力を発揮できるシステムなのです。

 気調システムのメリットは、大きく分けて以下に示す7つが挙げられます。

1) 全館暖冷房により、健康・快適な温熱環境で、ヒートショックの心配が少ない
 当社の高気密・高断熱住宅に気調システムを導入することにより、省エネルギーで全館を暖冷房することができ、居室だけでなく、廊下・トイレ・脱衣洗面室・浴室を含め、住宅内の温度差がほとんどなくなります。このことで、住宅内が健康・快適な温熱環境となり、温度差による急激な血圧上昇が引き金となって起こる、心臓病や脳疾患などのヒートショックが、住宅内で起きる心配が少なくなりました

2) 良好な空気質環境になる設計・施工
 住宅内が良好な空気質環境になるよう、新鮮な空気が居室に給気されるように、給気口を主に居室に設けます。また、外気に含まれる花粉や粉塵が除去できる、高性能な給気洗浄フィルターが内蔵されており、花粉の約80%の侵入を防ぎます
 一方、排気では、住宅内の汚れた空気を効率的に排気できるように、排気口をトイレ・洗面・ホールなどの空気が汚れやすいゾーンに設けます。ただし、当社のように気密性能の高い住宅でないと、このような空気の流れをしっかり確保することができません。
 また、建築基準法で定められている必要換気回数(0.5[回/h]=家中の空気が2時間で1回入れ替わるだけの換気量)を上回るように、気調システムを設計・施工しております。設計時には、換気図を基に、送風機から給排気口先端までの抵抗値を計算し、換気量を計算しています。なお、この計算内容は、機械換気量計算書として、確認申請時に提出しております。さらに、工事完成後には、計算通りに実際の換気量が出ているかを確認するために、風量測定器を用いて測定しています。
 このように、規定通りの換気を行うことで、空気中の粉塵や室内で家具や日用品などから発生する化学物質を排除できると共に、カビ・ダニの発生を抑えることができるため、健康・快適にお過ごし頂ける空気環境となり、シックハウス症候群の発症を防ぐことができます。
 当社では、お引渡し当初から健康・快適にお住まい頂ける空気環境づくりに取り組んでおります。

3) 熱交換により、換気による熱ロスが少なくなり、省エネルギーで健康・快適な温熱環境にできる
 気調システムは、屋内空気と屋外空気の熱交換を行い、約70%の熱を回収することができるため、熱ロスが少なく、年間の暖冷房費を抑えることができます。また、外気を室内空気の温度に近付けることができるため、省エネルギーで、暖房時には暖かく、冷房時には涼しい、新鮮な空気を給気することができます。第三種換気システムでは、冬期の冷たい空気を給気口からそのまま内部へ取り入れるため、給気口の周囲で不快な思いをすることがありますが、当社の気調システムですと、外気を快適な温度にしてから給気をするため、不快に感じることが少なくなります

4) 湿度交換により、結露・カビ・ダニの発生を防ぐ
 気調システムは全熱交換方式のため、温度交換だけでなく外気と室内空気の湿度交換を行うことができます。夏期や梅雨には湿気浸入を少なくし、冬期には室内の過乾燥を抑制することができます。このことにより、結露を防止し、カビやダニの発生を防ぐほか、健康で快適な湿度環境にすることができます。

5) 床下換気により、健康・快適で長寿命な住宅になる
 当社では、居住空間の換気とは別に、床下空間の換気を行っております。床下換気により、床下の臭気や、床・下地合板から発生する揮発性有機化合物(VOC)を排除することができます。また、床下換気により床下の湿度をコントロールすることができ、シロアリや腐朽菌の発生を防ぐことができるため、家が長持ちします。床下換気の給気は、一階の居室から行うため、床下の内部が適温となり、冬期には床暖房をしているかのように、足元が温かく、快適な温熱環境になります。

6) 換気口による気密・断熱性能の低下が少ない
 気調システムを採用することで、換気口が外部へ貫通する部分を少なくすることができ、換気口によって住宅の気密・断熱性能を損なう心配が少なくなりました。さらに、換気口を取り付ける場合は、屋外貫通部に発泡ウレタンを施工し、気密を損なわないよう注意しています。また、換気口の屋外フードが少ないために、外観をすっきりさせることができます。

7) 住宅内が静かな音環境になる設計・施工
 気調システムは24時間連続運転していただくので、就寝時のことも考慮し、住宅内が静かな音環境になるよう、設計・施工しております。換気の機械を施工する際には、必ず防振ゴムを使用し、モーター回転中の振動を防いでおります。また、各居室の給気口の取り付け位置や風量バランスを考えて、設計・施工しております。
 
[2007-07-03更新]