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内部結露ってどういうこと?

 ○結露の仕組み   

 結露発生の仕組みは、梅雨時の日本列島上空で暖かく湿った空気と冷たい空気が接触するとそこに梅雨前線が発生し、毎日のように雨が降る現象と同じことで、室内の暖かく

湿った空気が屋外の冷たい空気に冷やされたり接触したりすると、空気中に含まれている水蒸気が水滴として、壁の中や床下・小屋裏(天井裏)等に発生します。
これらを内部結露と呼んでいます。

内部結露は、断熱材に含まれますと断熱効果を発揮できず省エネルギー効果もなくなります。その他に、内部結露によってカビ・ダニ・シロアリなどの発生を引き起こします。カビ・ダニはアレルギー疾患や喘息などの直接の原因になったり、悪化の原因になることもあると言われています。シロアリの食害を受けると土台や柱の強度が落ち、地震や台風により最悪の場合、建物の倒壊にまでつながってしまいます。

内部結露は見えないところで発生し、進行する、恐ろしい「住宅の病気」であるといえます。
そしてこの内部結露は、暖かく湿った空気と冷たい空気が接触する箇所(隙間)や場所が多ければ多いほど※1たくさん発生することになります。



※1  隙間が多い住宅かどうかを判断するには、その住宅の床面積1㎡

当たりに何c㎡の隙間があるかの数字をみれば判ります。
この数字を、隙間相当面積(C値)と言い、c㎡/㎡の単位で表します。
この数字が少なければ少ないほど、隙間が少ない住宅であるといえます。



 

 

 

 


 このようにして壁体内で発生した結露水は、グラスウールなど

断熱材をビシャビシャに濡らしてしまいますと、
断熱材が断熱効果を発揮できず、寒い住宅になる
また板状プラスチック系及び吹付けウレタン現場発泡断熱材も同様に隙間が多すぎると結露水が発生し
壁体内にカビの発生→柱や梁が腐る→シロアリの発生

という悪循環を引き起こし、最悪の場合建物の崩壊にまで繋がってしまいます。

内部結露は見えないところで進行する、恐ろしい「家の病気」であるといえます。

そしてこの内部結露は、断熱材を使用している限りどの住宅にも起こりうる危険なのです。