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伊藤 (itou)
2024年4月17日 水曜日 11:35:28
Post No.293
住宅性能ラベル表示とは?
こんにちは!秋田ハウスです。
本日は工務課 伊藤がお送り致します。
以前にもお伝えさせて頂きましたが、近年、
SDGS
などの環境配慮対策や光熱費の高騰などの影響で
省エネルギー住宅
にますます関心が高まっています。
2025年4月からは原則全ての新築住宅に対し、
省エネ基準適合
が義務付けられます。
更には上図解にもあります通り、その後も継続して段階的な基準引上げが予定されています。
これに先立ち、まさに今
2024年4月
より、住宅の販売にも
省エネ性能ラベル
(下図)の表示が
努力義務化
されることとなりました。
この表示によって、皆様がこれからお住まいになる住宅の省エネ・断熱レベルがどのくらいかが
一目でわかる
ようになります。
具体的には、その住宅で消費される
エネルギー
が少なければ少ないほど星の数が多くなり、また
断熱性能
が高ければ高いほど、赤いおうちマークの数が多くなります。
更には
年間光熱費
の目安まで表示されるため、建ててからの金銭面で不安を感じる方にとって安心材料となりますね。
秋田ハウスでも現在、ZEH住宅を建てる場合にこのBELS評価書をもって、
ZEH認定
を取得しております。
申請内容としては、どちらかというと事業者主体となるためお施主様にご準備して頂くものは特段無いのですが、私たちハウスメーカーや工務店側(=事業者)が
第三者評価機関
に対し、該当新築住宅の省エネ性能を示す
資料等を添えて申請
し、評価機関がその内容を
審査
して上記のラベルや評価書が発行される、という仕組みとなっております。
提出資料
というのは、例えば「断熱材はこのメーカーの厚さ〇mmを使用していて
熱抵抗値
は〇〇です」「キッチン水栓は給湯器の無駄な稼働を防ぐようなエコ仕様となっており、
節水・節湯ランク
はそれぞれ〇〇です」というのが把握できるカタログデータや仕様表の写しを添付しています。
例えばこのように・・・
さらに、秋田ハウスの住宅に実際に導入してもトラブルなく快適にお住まい頂けるかを確かめるため、例えば断熱材メーカーに対しては秋田ハウスの
納まり図や導入予定の図面
などを見てもらい、内外温度差や結露が起きないことを
数値をもって実証
して頂いております(下図が屋根断熱材の一例です)。
建設地の気候によって性能が異なる
ため、建設地も秋田市、横手市などこちらで指定し設定頂いています。
当然ながら同じ木造軸組住宅でも、
構造や納まり
、また当社のように
全館空調システム
は有りなのか、無しなのかなど、ハウスメーカーによって仕様は異なります。そうした中で、単に数字をクリアしているだけでなく、
秋田ハウス独自
の住宅仕様にふさわしい断熱材や構造材、設備機器選びを当社では意識して行わせて頂いております(^-^)
(ちなみに構造材(材種や工法)についても追ってご紹介させて頂けたらと考えております♪)
いかがでしたでしょうか・・?
お施主様としては少々とっつきにくい話になってしまって恐縮ですが、今回のラベルのように、住宅の知識が高くない方にとっても一目でわかりやすく、また省エネ視点で容易に
比較検討
が出来ることから、消費者の立場として省エネへの
興味関心
がますます高まっていく指標の一つとして、こうした
消費者目線の制度
がどんどん広まっていったら良いなと感じております。
余談ですが、
努力義務
といえば・・・
自転車のヘルメット着用
も、全国一律で2023年4月から努力義務化になりましたね。
努力と名の付くものは当然ながらやってもやらなくても自由ではあるのですが、近いうちに義務化されるものだと見込んでしっかりと対策していきたいと思います。
補助ありといえど、まだまだ転ぶことも多く絶賛訓練中なので尚のこと(;^^)
由利本荘市の各所
お花見
は時折の雨もありあっという間に終わりそうですが、それでも週末・日曜に満開が重なったりと、今年はより多くの方々がお花見を楽しまれた事と思います(*^-^*)
皆様も引続き春の行楽シーズンを楽しみましょう♪
さきがけ展示場でのGWイベント
もご来場をお待ちしております☆
本日は、伊藤がお送り致しました。